ぼらんたーるな人 vol.3 ケン・ベーランさん(ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズCEO)

病気と闘う子どもたちのためにできること

20年目を迎えたドナルド・マクドナルド・ハウス財団は、毎年、11月20日「世界子どもの日」に病気と闘う子どもたちのためにできることを全世界の人々に、チャリティーキャンペーンとして展開しています。昨年2006年11月には、「私たちもがんばるからあなたもがんばって!!」とのメッセージを携え、CEOのケン・ベーラン氏とマクドナルド「世界子どもの日」親善大使セーラー・ファーガソンさんが来日されました。

■病気と闘う子どもたちのために、
私たちが、できることを伝えていく「メッセンジャー」として

私は、ドナルド・マクドナルド・ハウスチャリティーズのCEOに就任し、18年たちました。昨年、親善大使とともに世界3ケ国(日本・アメリカ・中国)を訪問しました。世界260ケ所の「ドナルド・マクドナルド・ハウス」、移動医療車「ドナルド・マクドナルド・ケアモービル」、子どもの看病をする家族のための病院内休憩施設「ドナルド・マクドナルド・ファミリールーム」を訪れ、施設利用者やその家族、ハウスで活動するボランティアたちを激励し、その様子を世界の人々に伝えています。昨年、2006年11月7日は、日本初のドナルド・マクドナルド・ハウスである、東京・世田谷の「せたがやハウス」に、親善大使である元イギリス王室のセーラ−・ファーガソンさんとともに訪れました。ハウスで活動されているボランティアの方々や施設利用者の方々との交流を楽しみました。

せたがやハウスのボランティア16人から、温かい歓迎を受けました。

財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウスの設立に貢献された元国立大蔵病院院長・財団理事長開原成允氏が、ハウスを案内してくれました。

病気と闘うお子様のこと、ハウスのこと、利用者のお父さんへたくさんの質問をしました。

ベットに掛けられたキルトカバーは、ボランティア有志手作りのベットカバー。「このハウスを温かい場所として、くつろいでいただきたい」というボランティアの人々の思いから、せたがやハウスが、オープンした当時から制作しているとお聞きしました。

「入院生活は、大変かもしれないけれど、あなた方を応援している人がたくさんいるから、早く元気になってね」とハウス利用者のお母さんと赤ちゃんに言葉を掛けました。

■「ぼらんた〜る」の皆さまへ 〜ケン・ベーラン氏からの手紙〜

ぼらんた〜るの皆さま

先日は、日本でお目に掛かることができ、また、マクドナルド「世界子どもの日」キャンペーンについてインタビューをしていただきありがとうございました。

2006年11月7日は、マクドナルド「世界子どもの日」親善大使のセーラ−・ファーガソン公爵夫人とともにドナルド・マクドナルド・ハウスせたがやを訪問しました。ハウスの設備の説明を受けた後、利用者の家族の方々とお話をしました。その後、せたがやハウスを支えてくださっているボランティアの方々に対して日ごろのご協力への感謝をしました。

日本のハウスを見るのは初めてでしたが、とても居心地よく温かいハウスであると感じました。ハウスマネージャーをはじめ、ボランティアの方々がとても大切にメンテナンスをしているのが感じられました。せたがやハウスでは毎週キルティング専門のボランティアさんが集まってベッドカバーなどをはじめとした、大変大きなキルティングをつくっているんですね。病院で疲れて帰ってきた家族が部屋に戻ったときに、皆さんが心を込めた温かいキルティングが迎えてくれるのは心の慰めになると思います。

お掃除などのハウスのメンテナンス、お庭の手入れ、チェックイン・チェックアウトなどの受付業務、キルティングなどさまざまな形でいろんな方々がボランティア参加してくださっているのを見て、非常にうれしく思いました。

ボランティアは特別な人がやることではありません。みんなが自分のできることを、自分のできる時間だけ協力する…。そういう皆さんの気持ちが病気と闘う子どもとその家族を支えているのだと改めて感じました。

日本においてボランティア活動の輪がもっと広がるといいですね。

ケン・ベーラン

■ナンシー・レーガン元アメリカ大統領夫人を支えたCEO「命の大切さ」を語る。

ぼらんた〜るは、ケン・ベーラン氏に、今、日本で社会問題になっている「子どもたちの命の軽さ」について、尋ねてみました。「心が追い詰められた時、子どもは大人に向かって、必ず何かを発信しているはずです。周囲の人たちが、少しだけ心を砕けば、子どもの心は救われるのに…」と話してくれました。

「一度しかない命、私たちもがんばるから、あなたもがんばって」

病気と闘う子どもたちへのこの応援メッセージは、これからも世界を機軸に社会全体の問題として広がりをみせていくことになるでしょう。

■お問い合わせ先:財団法人ドナルド・マクドナルドハウス・チャリティーズジャパン (http://www.dmhcj.or.jp