Beauty & Health 〜一杯のシリアルがいい日をつくる〜

「食育」では、国民一人ひとりだけでなく政府、企業が一丸となって、健全な食生活や文化の継承など食に関する知識や判断力を身に付けるための取り組みが行われています。
日本ケロッグ株式会社は、1992年から「食育」を中心に育成支援活動に取り組んでいます。シリアルの健康・栄養や食に対する調査、若い女性が関心を持つ美容関連サイト、Beauty・Health・Cerealなどからも食の大切さをお伝えしています。また、日本ケロッグ株式会社では、社会見学の一環として、小中学校・高校・大学からの訪問も受け入れております。

http://www.kellogg.co.jp/
井出留美さん(日本ケロッグ株式会社 広報室課長 / 栄養・PRマネジャー / 博士(栄養学))

井出留美さん
(日本ケロッグ株式会社 広報室課長
/ 栄養・PRマネジャー / 博士(栄養学))

奈良女子大学家政学部食物学科卒業。1994年、JICA(国際協力機構)青年海外協力隊員としてフィリピンへ。モロヘイヤの調理・栄養指導や食品加工女性職業支援プロジェクト、NGO支援、低体重児栄養改善。1996年帰国。1997年、日本ケロッグ(株)入社。2001〜2006年の5年間、女子栄養大学社会人大学院で栄養学を学び、修士課程、博士後期課程修了。シリアルが肌や腸内環境に良い影響を与えるというテーマを研究。講師としても活躍中。

■女子中学生が日本ケロッグ社を訪問

世界的にシリアルを販売しているケロッグ社ということで「世界のおやつの秘密にせまる!」という学園祭の展示テーマを掲げた、品川女子学院中等部の生徒8人が、2007年8月9日企業訪問されました。
生徒さんたちは、とても熱心に事前学習を行っているようでした。『ケロッグ』に関しては、日本ケロッグのホームページを調べて来られて、これまでに実施した食育活動の内容や、チャイルドラインの社会貢献、あるいは食べ方についてなど幅広い分野に関する質問がありました。


製品の開発には長ければ2年ぐらい費やすということや、製品の栄養価についてなどをお話しました。

生徒「シリアルをごはんとして認識してもらえるように、どんな取り組みをしていますか」

井出「『いい朝食が、いい日をつくる』をテーマに掲げ、ケロッグのシリアルの箱には必ずこの言葉を入れています。また、ケロッグが行った朝食に関する調査を新聞や雑誌で紹介したり、ミルクやジャム、ヨーグルトと一緒に朝食フェアというキャンペーンを行うことで、ケロッグ=食品メーカー、シリアル=食事として認知してもらえるように取り組んでいます。もちろん、朝食としてだけではなく間食としてもお召し上がりいただけます」

生徒「シリアルと牛乳の組み合わせ以外にどんな食べ方がありますか」

井出「牛乳以外には、ヨーグルトやフルーツ、アイスクリーム、サラダを組み合わせてもおいしいです。中華丼・カレー・シチューなどのご飯をシリアルに代えたり、スープに入れたりしている方もいます」

生徒「海外のケロッグ社でも、同じ商品を販売しているのですか」

井出「同じ商品が販売されています。基本的には同じ製法で作られていますが、甘さやサイズを、それぞれの国に合わせて変えています。例えば、コーンフロスティは、日本では海外製品より甘さが控えめになっています」


ケロッグ社の海外のパッケージなどを見せたところ、生徒さんたちは、普段は見ない言語の書かれたパッケージに驚いていたようでした(韓国語、英語、スペイン語など)。

■Beauty・Health・Cereal
〜8月の企業訪問がきっかけとなり、特別講義を実施することになりました〜

2007年9月19日、品川女子学院校内でも講義をすることになりました。講義の内容は、女子中学生が興味を持ちそうなことや、悩んでいそうなダイエットや美肌、身長(を伸ばす)、髪の毛を美しく保つことなどに関して、どのような栄養素をとるとこれらの問題が解決できるかなどということや、そこから発展してそれらの栄養素をとるためには、どのケロッグ製品をとればよいかということもお話ししました。


大変興味を持って聴いてくれて、女生徒から多くの質問が出ました。

生徒「肌が乾燥しがちなのですが、外面からと内面からどのような手入れをすればいいのですか」

井出「外からは適度な水分・油分を補給すること。内側からは、肌に良いといわれるビタミンA・C・EとB2をとることです」

■白バラ祭9月22日・23日のクラス展示で発表されました
〜品川女子学院3年D組「世界のおやつの秘密にせまる!」〜


展示内容は、ケロッグの企業理念はじめ、5大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル)の中で、現代人が不足しがちなビタミンやミネラルといった栄養素を多く含む製品を上手に取り入れていくことで、いつもの食生活での不足分を補ってくれることや、ダイエットや美肌に良い栄養素に関するまとめなどの展示がありました。また、当社の社会貢献の一つであるチャイルドラインに関する発表もありました。


学校訪問で講義した9月19日の数日後に文化祭が行われたのですが、8月の企業訪問、9月の学校での講義の両方を網羅できている内容で、よく短時間でこれだけまとめたものだと感心しました。
学校の教育理念 28project がしっかりとしていて、社会人との接触機会も一般の中学生より多く、企業とのタイアップの経験などもあるせいか、一般的な中学3年生(自身が中学3年生だった当時)に比べて、非常にしっかりした中学生像を感じました。

■家庭の食卓には豊かな食材
〜食に対するココロの貧しさが調査の数字から見えるようです〜

人々の健康に貢献する企業として、日本ケロッグでは、朝食欠食の実態をいち早く明らかにした「朝食調査」(1992 年より通算5 回実施)をはじめ、食や健康にかかわるさまざまな調査も実施しています。

http://www.kellogg.co.jp/cni/syokuiku_graph.htm#04
お子様と一緒に食事するのは一日のうちどれくらいですか?


[調査期間:2007年4月16日〜5月11日]

日本の家庭の食卓を調査すると子どもと親が一緒に食事をする時間は、平日夜の30分以下との回答結果が約70%もあります。ここ数年、孤食が増えており昭和の始めの食卓風景と違ってきているのです。

子どもがパンを、お母さんがスパゲティを、という具合に、家族が同じ食卓で別々のものを食べているなどの結果も出ました。また、駅や塾など食卓でない所での孤食も増えています。

食事の意味合いが変わってきてしまっており、だんらんやコミュニケーションのとれていない家庭が増えていると感じます。

■受け継がれる創業者の基本理念

創業者W.K.ケロッグは、人々の健康を願い、栄養が豊富な食品の研究を重ねてシリアルを開発しました。その基本理念は現在にまで脈々と受け継がれ、世界180ヶ国以上で販売されているケロッグ社のシリアルには、すべて創業者のW.K.ケロッグのサインが記されています。
「シリアル」という身近な食品への興味が、企業をはじめ、食生活や経済などを理解するきっかけとなり、自分を取り巻く社会について改めて考える機会になればと願っています。